タグホイヤーの腕時計のなかでも代表的なモデル。
タグホイヤーカレラという名前はスペイン語でレースを表すカレラ(Carrera)や
1950~1954年の伝説の自動車レース『カレラ・パンアメリカーナ・メヒコ』に由来しています。
1950年に始まったカレラ・パンアメリカーナ・メヒコは、
パンアメリカンハイウェイの南セクションのオープンを祝って
メキシコを駆け抜けるというもので、ハイスピードのレースであった。
ハイスピードのレースゆえに事故が多かったため短期間で終了してしまったが、
多くのレーシングドライバーを排出した。
F1で5回世界チャンピオンになったアルゼンチンの偉大なレーサーである
ファンマニュエル・ファンジオは、1953年にこの伝説のレースで勝利を収めています。
タグホイヤーでは1964年、この個性的な冒険イベントへのオマージュとして、
スポーツ精神とエレガンスを兼ね備えたクロノグラフ「Carrera」を発表しました。
タグホイヤー カレラは、その名の示すとおり、
モータースポーツやレースなどをイメージした腕時計としてデザインされており、
多くのタグホイヤーの腕時計のベースとなっています。
また、クロノグラフタイプのタグホイヤー カレラクロノグラフと、
クロノグラフ機能を搭載していないタグホイヤー カレラの2種が存在しています。
タグホイヤーカレラは人気の高いモデルであるため、
非常にカラーバリエーション豊富なモデルとなっており、
また、文字盤のデザインに加え、皮ベルトタイプのもの、
金属製のベルトタイプのものと2パターン選択できる事から、
その組み合わせによって非常に多くのデザインを選択することが可能になっています
GTカーにインスピレーションを得て生まれた「グランドカレラ」。
1964年に誕生し40年以上をへた今でもタグホイヤーの代表的な人気シリーズである
「タグホイヤー カレラ」シリーズのDNAを受け継ぎながら、
革新的なデザインとテクノロジーを備えた、タグホイヤーの新しいシリーズです。
2007年6月に南仏のル・カステレで世界同時発表され、
従来の「カレラ」シリーズのプレミアム・コレクションに位置づけられており、
シリーズすべてがCOSC公認クロノメーターを取得しています。
「カレラ」シリーズのプレミアム・コレクションに位置づけられた「グランドカレラ」は、
計時をディスク表示で行うのがポイントです。
ムーブメントには、GTカーエンジンを思わせる、
回転ディスクによる斬新な表示システム、
タグホイヤーキャリバーRS(Rotating System)を搭載し、
3針、GMT、クロノグラフの3シリーズをラインナップ。
「グランドカレラ」は、タグホイヤーの革新的な技術、タイムレスなエレガンス、
そしてモーターレーシングへの情熱を体現したプレミアムコレクションです。
今回の「グランドカレラ」シリーズ発表と同時に、
タグホイヤーはチャリティプロジェクトも展開。
ちなみに、以下に「タグ・ホイヤー本社 CEO」の言葉を引用しておきます。
「成功は恵まれない人のために役立てなければ、何の価値もありません。タグ・ホイヤーは、1世紀以上にわたり、スポーツ界と密接なウォッチブランドとしてポジションを確立してきました。そのブランドネーム、ノウハウ、影響力を、未来に羽ばたく子供達のために役立てたいと考えました。笑い、走り、心の底から楽しみ、自身と団結心を見につけていく過程で、フィジカルにもメンタルにも成長する--- 子供としてごく自然なことであり、すべての子供の手に届く権利であるべきです。だからこそタグ・ホイヤーは、困難な状況下にいる子供たちが、スポーツを通じて成長し、充実感を見出せるように国際NGO団体『セーブ・ザ・チルドレン』とのスポーツを通じたプログラムをサポートすることを決めました」(タグ・ホイヤー本社 CEO ジャン-クリストフ・ババン)
この考えのもとに「グランドカレラ」×「GTカー」をテーマに
世界各国27名の有名人たちをトップフォトグラファーが撮影。
写真集はホイヤーのWEBサイトで11月から発売され、
売上金は国際NGO団体「セーブ・ザ・チルドレン」へ全額寄付される。
拡大して見る