タグホイヤーの腕時計のなかでも代表的なモデル。
タグホイヤーカレラという名前はスペイン語でレースを表すカレラ(Carrera)や
1950~1954年の伝説の自動車レース『カレラ・パンアメリカーナ・メヒコ』に由来しています。
1950年に始まったカレラ・パンアメリカーナ・メヒコは、
パンアメリカンハイウェイの南セクションのオープンを祝って
メキシコを駆け抜けるというもので、ハイスピードのレースであった。
ハイスピードのレースゆえに事故が多かったため短期間で終了してしまったが、
多くのレーシングドライバーを排出した。
F1で5回世界チャンピオンになったアルゼンチンの偉大なレーサーである
ファンマニュエル・ファンジオは、1953年にこの伝説のレースで勝利を収めています。
タグホイヤーでは1964年、この個性的な冒険イベントへのオマージュとして、
スポーツ精神とエレガンスを兼ね備えたクロノグラフ「Carrera」を発表しました。
タグホイヤー カレラは、その名の示すとおり、
モータースポーツやレースなどをイメージした腕時計としてデザインされており、
多くのタグホイヤーの腕時計のベースとなっています。
また、クロノグラフタイプのタグホイヤー カレラクロノグラフと、
クロノグラフ機能を搭載していないタグホイヤー カレラの2種が存在しています。
タグホイヤーカレラは人気の高いモデルであるため、
非常にカラーバリエーション豊富なモデルとなっており、
また、文字盤のデザインに加え、皮ベルトタイプのもの、
金属製のベルトタイプのものと2パターン選択できる事から、
その組み合わせによって非常に多くのデザインを選択することが可能になっています